陸の季節は秋に移ろいますが、水中は若干その移ろいが遅れるのが一般的です。海になるとほぼ季節ひとつくらいはズレていますので、まだ夏を引きずっているのが水中の様子となっていて、特に2020年は海水温が高い状態のとの事です。
さて、陸上が秋でも水温がまだ温かいこの季節は紅葉などの植物の表情の変化や、抜けるような澄んだ空の綺麗さなどが魅力的な時期にもなります。世間では新型コロナウイルス感染が一進一退の状態ですが、基本は密を避けることがこのウイルスと共存せざるを得ない現状での対処策とか言われます。
そこで札幌圏でおすすめの親水活動として、当社ではカヤックやカヌーなどの健全なレジャーとしての普及やチャレンジをすすめておりますが、その様子などを公開することで、さらに展開させてゆければと考えております。
堅気な話ですが、要は安全・健全・万全に楽しむだけの話です。
フィールドの外ではあくまでゆる~く行きましょう。
当別町の青山地区にあるダム湖「当別ふくろう湖」は、厳密にいうと当別川の貯水池の意味合いが強く、元々この地区に住んでいた方が移住した上で、「当別ダム」を作り、道内屈指の湛水量を誇るダム湖が2012年にできました。ですからまだ10年もたっていない風景といえます。
本体となるダム湖は風の影響を受けやすいですが、沢に入るとほぼその影響もなくなります。9月末の様子ですが梢が若干黄葉しているのがわかります。
これが一番の紅葉時期になると・・・・。
こんな風景が待っています。(画像は2019年)
水辺には、植生にあった植物が姿を現しております。
沢ずたいにカヤックを進ませると、大きな樹木なども良く見えてきます。
葦が生えているような浅瀬では、ウグイやヌマチチブが群れていたり、水底で休んでいたりします。葦の根あたりではたまにフナが跳ねることもあります。もともと当別川上流はニジマス、イワナなどが釣れる川ですから、そのような魚などもいずれ増えるかもしれませんね。
秋のふくろう湖は十重二十重の紅葉も美しく、水面も静かで自分だけの特別な時を過ごすには良い場所です。
まだ楽しみのための整備は一切されていませんが、おいおい十勝のサホロダムや南富良野町のかなやま湖のように、親水活動も意識した整備がされるまで良き利用者として使わせていただきたいですね。
所変わって、こちらは石然川のほぼ最下流にある「真勲別川」。
元々は石狩川の本流でしたが、1931年に石狩川が治水のためショートカットされた際に残った三日月湖です。志美(しび)運河などで河口は石狩川や日本海とつながっていますので、若干の潮汐は受ける場所です。
カヤックを漕いでアンカリングしてから、ワカサギを狙ってみます。
ピントが奥に行ってしまいましたが、10センチくらいの魚体でした。
ワカサギの他にウグイ、モツゴなどが釣れました。
背中が透き通っています。
黄昏時の真勲別川。
札幌から電車で45分圏内で、こんな楽しみがあります。
すぐそこに自然豊かな札幌圏を楽しむことができると、いつも感じています。
きっかけとなるような体験やツアー、ぜひご相談くださいませ。
当社ウェブサイトでもご案内しております。
https://horto.jp/inflatable-kayak/
インフレータブルカヤック体験・ツアーは以下のサイトでも販売しております。