北海道でワーケーションしてみましょう。

札幌近郊でのワーケーションのすすめ

全世界的なコロナウイルス禍により社会の仕組みや働き方が大きく変わり、日本においていも企業の屋根の下で一同に会して働く「旧来の」スタイルが劇的に変わりつつあるのは、私たちがそのただなかにあって多かれ少なかれ感じることです。それらを可能にしたのがインターネット網などのデジタル化による仕事の遂行であり、都心でも郊外でも田舎でもそれらの恩恵にあずかることができるようになりました。

かつて筆者は北海道の観光会社に勤務していた頃、A4サイズにも満たないデザインを起こしてそれを札幌市内まで納めることがありました。今では当たり前に作ったデータをWebを介して転送するだけですが、15年前においてはそのデータ(70MB程度)をMO(光磁気ディスク)に入れ、車で90分走って、トンボ帰りで戻ってもまだMP通信のISDN回線ではメール送信中だったことを思い出します。5GやDSL、FTTHなどの高速回線の普及がこれらの手間とエネルギーを省かせ、高い専用回線料を払わずにインタラクティブにビデオ会議ができるとは、おぼろげに予想していたとはいえ、今更感でレトロフューチャーの域を脱するものではなかったと記憶しております。

そしてこれらの恩恵が都市部にとどまらず郡部にも拡がることにより、インターネットを介せば仕事はどこでもできるようになり、現段階においていは群れて活動することに発生するであろうリスクへの一つのヘッジとなっております。とはいえ社会的に群れなければ生きていけない動物である人間が、それをし続けることができるのかという疑問が出ます。この数年の変化を受容できるほど人間は器用ではないかもしれませんし、現に「ステイホーム」というワードにより運動不足や生活習慣病などの弊害が出てきていることは、筆者は身をもって知っているところです。

このはけ口として、また多様な働き方によるWLB(ワークライフバランス)の実現のひとつとしてワーケーション(Workcation)という手法が考えられています。文字通り働くという英語の「Work」と余暇を意味する「Vacation」を合わせた言葉であり、労働のスタイルの一つとして余暇を柔軟に組み入れることで働く側の意欲や満足度の向上(エンプロイサティスファクション、E/S)を図る手段を指します。
まぁ、一部には余暇の場面にまで労働を入れて搾取する・・・・と陰口をたたかれることもありましたが、概念は労働を軸としたものであることをお忘れなきよう。


今回はワーケーションが北海道、特に札幌近郊でおすすめできる3つの理由を挙げます。


1:コワーキングによる個の知恵の連鎖がもたらすイノベーションに期待

コワーキングの良さは、違うナレッジに触れあった場合にまるで化学反応のような新しい発想や気づきが得られることです。一般に同じフロアで同じスタッフと一緒にいても、新しいことを動かすための知恵や気づきは得にくいことが多いですが、文化や背景、志向が違う個性が集うコワーキングにおいてはそれらのナレッジは相互に作用することで、想定外のイノベーションを生み出すことがあります。これが新しい価値やイノベーションのきっかけになることもあります。もちろん守秘義務を伴う業務についてはコワーキングスペースでも個室などでの作業が相応しいと言えます。

「ながぬまホワイトベース」は飲食店をリノベーションした広くて快適なコワーキングスペースで、近くには郵便局やコンビニエンスストア、銀行などが立ち並ぶ長沼町の中心地にあります。
コワーキングでのこれらの化学反応を求めるもよし、個室でじっくりと作業に没入するもよし、セミナーなどの開催もZoomなどでのインタラクティブなやりとりも可能です。

※本文の出典でもあるコワーキングの概要については、北海道大学大学院・平本健太教授の「コワーキングというワークスタイル — 協働による価値の共創」をご覧ください。


2:爽やかな気候と転地効果による心身のリフレッシュが可能

「転地療養」という言葉をご存じでしょうか。これは治療方法のひとつであって、住み慣れた地域や環境を変化させることで心身の健康を図ることであり、特にストレス性の症候については転地療養の効果は認められています。フランスでは「ヴァカンス」として国民の習慣にもなっており、比較的寒冷な地域から地中海の温暖な夏を求めて過ごすなど「元気に生きるために不可欠なもの」となっております。
これまでの日本ではせいぜいゴールデンウィーク、あるいはお盆休み、年末年始の帰省などをイメージしますが、それはこのコロナ禍で変わりゆくものかもしれません。

また、自然豊かな北海道の地域性もおススメのひとつです。
広大な面積に広がる田園風景、豊かな植生の山や丘陵、澄んだ水が流れる川、幸が豊富な海、綺麗な空気と綺麗な水は都会では容易に楽しめないものであり、ありきたりの日常をドラスティックに変える要素があります。

冷涼な気候も相まって、過ごしやすい北海道でリフレッシュすることは、ひいては労働生産性を高める可能性も秘めております。長期休暇で仕事から離れることが困難でも通常の業務体制をすこしモデファイすることで余暇も楽しめること、これが現段階では有効な仕事と生活のバランスを取る方法だと考えます。

※長沼町での多彩なアクティビティプログラムは「TABICA」でご案内しております。
※当社おススメの千歳川中流域・インフレータブルカヤック体験もどうぞ。


3:抜群の利便性と自治体の後押しで実現しやすい環境

田舎暮らしで利便性の高さを求める、これは相反する要素かと思われるかもしれません。確かに都会のような利便性は求めるのは困難ですが、ブレークスルーできる「妥協点」はたくさんあります。この場合地理的な懸隔がどうなっているのかは一つの目安です。

まず、今回お勧めする長沼町の位置は新千歳空港から車で30分圏内にあります。ちょうど新千歳空港の北側にある町で、飛行機で着陸する際に南風が吹いている場合は新千歳空港北側からアプローチしますが、その上空を通るくらいの至近距離にあります。
また、札幌市内中心部へは車で1時間圏内で到達でき、路線バスの利便もJR駅のある北広島・新札幌・岩見沢へ多数接続しております。(JR北広島駅、JR新札幌駅からは快速エアポートが新千歳空港~札幌・小樽を接続しております)
基本的に近隣への移動は自動車を使いますので、公共交通機関はそれを補完する機能を持っております。


長沼町内中心部からのバス路線接続概要

バス会社名行先平日便数
ジェイ・アール北海道バスJR北広島駅18~9往復
夕鉄バスJR新札幌駅5往復
北海道中央バスJR岩見沢駅(バスターミナル)5~6往復

長沼町は人口約11,000人の農畜産業を主力とする、北海道の南空知と呼ばれる地域になります。
隣接する札幌市や千歳市などがある石狩地域ともつながりが多く、かつては夕張に炭鉱が栄えたころの城下町のひとつでした。
人口が集中している地域が町の中央部(中央長沼)にあり、さながらコンパクトシティの様相がある街並みは銀行や郵便局などの金融機関、コンビニエンスストアやスーパー、ホームセンターなどが一通り揃っております。
また、中心部からほど近くに「ながぬま温泉」という湯量豊富な温泉施設もあり、こちらでは特産のジンギスカンを食べ比べることができます。

長沼町で官民そろって推し進めているのが「ワーケーション」による町おこしです。
関係人口の増加によりマチに人流を作り出す動きを取り組んでおり、今回「長沼町ワーケーション受入プラン」を策定して皆様のご利用を促進するべく協働で取り組んでおります。

また、北海道では道庁が主導して北海道型ワーケーションを推進しております。
北海道型ワーケーション(北海道庁サイト)


仕事の環境がしっかり整備された、自然とおいしいものがあふれる北海道の、利便性の高い長沼町での取り組み。
是非イキイキとしたワークライフバランスのひとつとして、SDGsの8番目の目標でもある「働きがいも経済成長も」の実現のひとつとして強くおすすめいたします。

ツアー催行元

HORTO札幌
(合同会社 北海道地域観光計画)

〒061-0234
北海道石狩郡当別町西町23番地6
電話:0133-27-5918
ファクス:0133-27-5919

北海道知事登録旅行サービス手配業第61号